花粉症の手術療法
なにより 鼻づまりを解消することにが有効です。
1週間から10日入院して行う手術と、日帰りないし1泊二日で短期入院か外来でできる手術の2つに分けることができます。
下甲介切除術
「下甲介切除術」という手術は、アレルギー反応で腫れた下甲介の肉を切除して空気の通り道を作ります。
この手術をすると1週間か2週間くらいで段々正常な状態に近づき、鼻が通るようになってきます。
花粉症レーザー手術
レーザーを用いた短期入院・外来できる手術があります。
レーザー手術では、鼻の粘膜を焼きます。
利点は短期入院や外来でも手術が可能なこと。
そして、手術中の出血や痛みが少なく、また手術時間も、入院して行う手術よりも短いため、比較的安全に手術できるという利点があります。
欠点は鼻の真ん中の鼻中核が歪曲していると、レーザーが届きにくくて手術しにくいという点があります。
また1回の手術では、効果が十分ないこともあります。
その場合、何度か手術を繰り返して行います。
湾曲が強い人には入院して手術しする必要があります。
くしゃみや鼻水が強い場合は薬物療法を主に行い、鼻づまりが強い場合には手術療法がいいと思いますが、重傷度によって人それぞれちがいますので、これらを組み合わせることになるでしょう。
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