ステロイド注射について
ステロイドの注射一回ででシーズンを通して効果が続くステロイド注射ですが、非常に作用の強い持続型ステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)を注射します。
注射でステロイド効果が体内に滞在し、長期間(2週間〜数ヶ月)保ち続けるので、その間花粉症の症状は抑制されます。
ステロイド注射は、1度注射すると、ほとんどの花粉症の症状が治まってしまうのですが、
副作用も強力でとても第一候補に使うということはできません。
つまり、効果が長く続くということは、ステロイド剤が長い間体内に滞在するということの裏返しなのです。
そして、体内に入ってしまったステロイドで副作用が起きたとしても、ステロイドを体内から出す手段はありません。
抜けるまで待つしかないのです。
副作用がかなり大きく、胃潰瘍や糖尿病の合併などの度合いや強さも大きくなります。
なので、ステロイド注射は慎重に使用する必要があります。
色々なことを総合的に考えると、ステロイド注射はお勧めできません。
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